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全国の愛書家とともに保守を語る

by tengokutaihei
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勝利を惧れる 伯林・東京敗戦記 嬉野満洲雄 共立書房
嬉野満洲雄 勝利を惧れる 伯林・東京敗戦記 共立書房 昭和21年8月15日 260頁 B6S 12円

汪兆銘政権樹立は前掲ジンガレリーの云ふが如く、中日戦争の半途における妥結の望みを日本自ら葬り去つたといふ意味で一つの転換点であつた。(7-8P)


このコミニストの嬉野でさえ、汪兆銘工作はとんでもないという。この見解だけは正しいが、語彙の「中日戦争」をはじめ間違いだらけである。ジンガレリーは伊ファシスタ党機関誌ポポロ・デ・イタリアの記者。

嬉野満洲雄 (うれしのますお1907-1993)は治安維持法の有罪(執行猶予)で就職できずに地下活動家でいた頃、ソシアリストのツテで読売に潜り込み、南京やドイツに特派員として派遣された新聞記者である。のちに読売争議の時には当然のことながら退職している。
「反革命の主柱をなした軍国侵略主義……その意味から八月十五日こそは敗戦の惨めな現実に拘らず日本人民解放」(前がき)の日だなどとぬかす、根はアカ野郎だ。

愚か者めが!
昭和20年8月15日とは、敗戦の日でも、終戦の日でもないわ!!!
卑劣な極東ソ連軍に対して、第五方面軍(樋口季一郎中将)が八十八師団に南樺太の死守命令と自衛戦闘の命令日であり、第八十八師団(峯木十一郎中将)の歩兵第百二十五連隊長の小林與三郎大佐(27期)による、樺太・古屯の固守命令の発令日である(『戦史叢書44 北東方面陸軍作戦2 千島・樺太・北海道の防衛』479P)。

今後、気立てのいい若い衆は8月15日とは
「125連隊小林連隊長による古屯固守命令の日」
と覚えておくように。

記者回想録はどんなくだらないモノでも、本書でしか記者に逢ってない・出てこないという記事がたまに隠れているので、一応は見逃せない。
本書では、崎村茂樹の譚は著名で左派研究者には閲覧の要ありだが、外にはあまり価値はない。罵るためになら薦める。

http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000669925/jpn
http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocDetail?txt_docid=NCID%3ABN12903170
http://catalog.library.metro.tokyo.jp/cgi-bin/exec_cgi/iatydet.cgi?CGILANG=japanese&MENUHTML=imenu.html&ID=1100209502
http://www.kosho.or.jp/list/790/07393390.html
by tengokutaihei | 2009-02-03 00:02 | 政治 | Trackback(1) | Comments(0)
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