朝日と読売の火ダルマ時代 藤原肇 国際評論社 |
朝日と読売の火ダルマ時代 大ジャーナリズムを蝕むデカダンス
国際評論社
平成9年11月15日 312頁 1810円
リクルート事件の核心部を構成しているのが、
闇の世界に属す4つのグループであり、
それが複雑に関連していたことが明らかになる。
その4つの構成要素の具体的内容は、
暴力的(ヤクザ)集団、性倒錯人脈、同和グループ、半島人脈
であり、現代日本における暗黒世界を構成している。
これらの集団を正面から扱うのはタブーである。
(169-170)
第四章
刊行当時はネットが一般的ではなかったから
徐々にそのタブーも緩和されてきたといえる。
よくも言われることだが、初出としては
藤原氏の著作どれかなのだろう。
藤原著作も全部正しいわけではなく、
小泉本なんかは、かなりはずしている部分もあり、
そのまま引用には値しない所もかいまみられよう。
ただし藤原肇本は、どれも真偽をとわずに
ヘンなお話を後に残そうとしてくださる、
いいネタ本づくりの方である。